人気ブログランキング | 話題のタグを見る

虹をつかみたい男 

国と国 人間と人間

今日、個人的なファン(勝手にファンをさせていただいています。)をしている相澤さんのブログを見ていた。ある記事に感銘を受けた。

2005年 4/12の記事
「遺体収容2周年に9条を考える」

という題名の記事。その記事をみて、「人間と人間の付き合い」と「国と国の付き合い」にある共通点にはっとさせられた。

この記事の一部を引用させていただきます。(あまりにも感銘をうけたもので。)

皆様 ぜひお目通しを。




*****************************
これはもちろん極端な一例ではあるが、逆説的だが紛争地において非武装の民間人だからこそ出来る国際貢献というのはまだまだあるのではないだろうか。危ないから武装すべきという論理があるが、紛争地の現場にいる限り私は皮膚感覚でまったく逆のこと、危ないからこそ丸腰を強調した方が安全だと、本能的に感じてしまうのだ。

~中略~

こうした負の連鎖を断ち切るためには、全く逆に相手を信じることによる連鎖を作り出していくしかないと思う。つまり「私はあなたを人間として信用します。私のことを決して殺さないでしょうから、私もあなたのことを誤って殺すことのないように武器を持ちません」と丸腰で対話に臨むのです。これにはもちろんリスクは伴いますが、前述のように武装したところでやはりリスクは伴います。いや、丸腰でいるよりも大きなリスクかもしれないのです。要するに、丸腰でいようが武装していようが、どちらをとってもリスクをゼロにすることは不可能だということ。だったらよりリスクとコストが少ない方がいいに決まっているでしょう。そう考えると、やはり丸腰の方が安全でより大きな効果が得られるのではないかと思うのです。

以上 引用です。
*********************************
太字の部分が僕が感銘を受けた部分、ここは多くの人が共感できるのではないかと思う。人と人との関係を作りたい時、両者に対して必要なのは、「相手に対して自分から心を開く」という事だと思う。

僕は最近、自分から相手を理解し、認めようとする姿勢を大切にしている。(最近です。)そうすると不思議と、「与えれば、与えられる。」という風に、相手が何倍も愛情を返してくれる。

「私はあなたを人間として信用します。あなたと仲良くなりたいです。そのために私を知ってください。私もあなたを理解します。」

って感じです。これと上記の文章の太字部分が重なりました。
相澤さんは、戦場というある種の極限状態で、人間関係の根本は肌で感じられたのではないでしょうか。僕はそう思う。

そしてこれは、国と国との関係にも当てはまる。と僕は思う。
今の世界の常識は「国家間の平和は軍事力による安全保障によって保たれている。」というもの。でもこれを、人間関係に当てはめてみるとどうもおかしい。

「相手がいつ何をしてくるかわからない。あいつは信用できない。あいつを警戒していよう。」という関係がそこにあるからです。

これが今の国家間の常識。
そこには「理解」も「愛」もないんだ。

僕は、日々の生活で相手が誰であろうとまず、「相手を理解し愛する。」ことにつとめたい。それが僕にとって相手にとっても幸せを生むはずだから。

だから僕は、国と国も理解し愛し合ってほしい。それが僕の、バングラディッシュの少年の、アメリカのおじさんの、キューバのミュージシャンの、アフリカの少女、イラクの人達の幸せになるはずなんだ。

憲法9条はそのシンボル。国と国が理解しあうための「虹の架け橋」
日本にいきる僕は、憲法9条の意義を理解しよう。そして憲法9条の理念を生きよう。
by kata-la21 | 2005-04-12 23:52 | NGO活動記(MyRevolution)
<< 何だか よく分かりませんが 憲法9条を哲学しよう! >>



「今」、「この時」に虹をつかむ男であることを心がけている社会人1年生の日々の記録

by kata-la21
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31